2014年03月02日
「アルバート氏の人生」
「アルバート氏の人生」
TSUTAYA DVD
男性として生きたアルバートという女性の話。
グレン・クローズがとにかく良い。
演技がうま過ぎて、怖い女優という印象が、
初めて「この人可愛い」と思った。
男として生きると、男になるのだろう。
女物の服を着て海に行くエピソードは、
どう見ても、女装した男にしか見えず、
笑えたし、切なかった。
思いがけないラストに、カワウソは号泣し、
「君は泣かないのか」と言われたが、
涙は出なかった。
夢は叶わず、努力は報われずの人生だが、
アルバート氏は、その人生の最後近くで、
夢を描き、その夢が叶いそうな高揚感を持って生きた。
人生で初めて友人が出来、恋もした。
人生で何を成し遂げたかではなく、
その人がその人生を生きた。
地味だったアルバート氏が、
夢見る瞳で姿勢も良く歩く姿に、
「よかったね」と心の中で呼びかけたのだ。
こねねこ
こねねこがとてもうまく書いたので、
書きようも無いのだが、、、、
早々に女であるというのがわかるようになっていて、
だから、私など、女性がみえてみえてとても辛く、
だからといって男性である私は何も出来ず、
どうすればよいのよと政治的空想もすれど、
役に立てず、号泣で逃げ切った男性社会がある、、、。
ではあるが、生きるということはどういう事なのかというのが、
映画で表現されているのだが、それでも、それは無いでしょうと、
男性的ロマンチシズムに泣いていては彼女が救われない。
ならば、こねねこの言うとおりでよいのでしょうといいながら、
地団太踏む私もいる、、、。
カワウソ
Posted by ネコとウソ at 00:21│Comments(2)
│映 画
この記事へのコメント
映画館で予告編を見て観ようと決めていたのに見逃してしまった映画です。
こんなにすてきな映画だったんだ。
今日ツタヤに行ってDVD借りてこよう。
こんなにすてきな映画だったんだ。
今日ツタヤに行ってDVD借りてこよう。
Posted by ★うずまきk
at 2014年03月02日 07:30

うずまきk様
お勧めです。
それに監督が、あの「百年の孤独」の、
ガルシア・マルケスの、息子の、
ロドリゴ゙・ガルシアというので、
この監督の過去の作品も観なくては!
と強く思いました。
こねねこ
お勧めです。
それに監督が、あの「百年の孤独」の、
ガルシア・マルケスの、息子の、
ロドリゴ゙・ガルシアというので、
この監督の過去の作品も観なくては!
と強く思いました。
こねねこ
Posted by ネコとウソ
at 2014年03月02日 23:03

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