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2015年04月24日

her 世界でひとつの彼女

her 世界でひとつの彼女

    TSUTAYA DVD


  「her 世界でひとつの彼女」

OSと恋に落ちる男の話。

OSとどのように恋をするか、は観ていくうちに納得できた。

人は言葉の生き物、想像する生き物。

会話があれば恋は成立するのね。

会話があり、常に見守り、励まし、

お互いが良い影響を与え合う関係。

面白かったのは、人工知能の彼女(OSサマンサ)が、

感情を持ち、どんどん複雑化し、

嫉妬し、ただの人間の女の人になっていく事。

ビッグデータのはずが、

感情の集積は「とても普通」。

人工知能が「とても普通」の人になるのが、

すごいのかもしれないね。

それでも進化を続けるサマンサが、

嫉妬を理解し、受け入れ、

乗り越えていく様子は、

「解脱」と見た。

後に残された人間はつらいけれどね。

   こねねこ


 「ビスタ」になったときアイコンがいわゆるリアルになって、

モダンのデザインである記号が抜けた。

herではビッグデータを感情というわかりやすいお話に矮小化して、

親近感をかった、、、。

 でも恋人が複数いるのは問題ないとデータでぬかすサマンサは、

どこかでアナログで映画(?)が追いついてない感じがする。

 私が感動したのは「非言語で話してもいい?」と尋ねるところ!

非言語で話せるなら、はじめから言えよッ!と私は思った!

それで話せるなら嫉妬というくすぐりで責めるんじゃないと思います。

      これでは「2045年」は破滅だッ!
  
          カワウソ









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Posted by ネコとウソ at 22:58│Comments(0)映 画
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