2009年01月14日
ダージリン急行
「ダージリン急行」
ウェス・アンダーソン
2008
TSUTAYA DVD
雰囲気のある?大人の楽しい、マニアックな、
自分探しはやはりインドかなという映画でしょうか。
行ってみたいよその国ではありますが、アジアなのだし、
でも1キロ圏内に、車で20分以内に
TSUTAYAが無さそうというのが、
二の足を踏めないでいるところである。
いや、彼らが助けた少年たちの村なのであるが、
確かにその昔の、それほど遠くない沖縄でもあるけれど、
うむむ、フクシンプープーが懐かしすぎていけません。
ストーリー的にはこれといってアレなんですが、
人や風物がなにかしら興味をひき、
取り込まれるというのとは違うが
馴染めないながらも染まって行く
私というのがあるのかもしれません。
あなたなら住んじゃうかもインドにといったところでしょうか。
インドも今やハイテク産業の国であり、
先進国の持ち物は良きに付け悪しきに付け
すべて持っているのではないでしょうか。
でも、牛は通りを闊歩し、困ってはいるそうですが、
牛の前では車もちゃんと止まるというから
よろしいような気もしますが、
やはり経済と言いますか、
これだけの人口をどのように支えるかという事が
問題なのでしょう、と知ったかぶりなのですが、
私達は自然が良い自然が良いと言いながら、クーラーで涼み、
途上国には満天の星を素晴らしいと説くのです。
であるから、
馴染まずに観終えようとしていたのですが、
特典映像を観て、あああッ、、、コレだよなぁ、コレ!
と思いだしたのですが「手作り」です。
映画は都合手作りだと思いますが、
インドで列車を使ったロードムービーを撮ろうと思ったら、
手作り工夫が満載となる事でしょうという感じです。
ハリウッドのアクション映画でも
創意工夫がそのアクションにインパクトを与える訳ですが、
それはアイディアと言った感じで、
こちらは手作り工夫という感じが濃厚である。
無いのだから想像力を逆手にとって演出する
と言えばいいのでしょうか。
撮影方法としては序の口でも観者はうれしい
「こんな風に取っていたんだぁー」
と分かりやすい事も決めての賛同映画になるのでした。
詳細はやはりDVDをご覧いただくとして、、、、。
列車の車掌がこの映画のキーワードではないかと思う。
彼によってテンポが決まりシチュエーションに弾みがつく。
そしてセンスは
列車のブルーと土の色のコントラストが
最後まで私を異国に連れ出してくれました。
カワウソ
Posted by ネコとウソ at 23:22│Comments(0)
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