2012年04月06日
「クスリのいらない健康法」
「クスリのいらない健康法」
石原結實
三笠書房
最近の愛読書である。
この本によるとメニエール病は「水毒」である。
漢方の考え方で、
水分の代謝が悪いという事だ。
水分の代謝が悪いと冷えが起こり、
冷えは万病の元だ。
確かにカワウソの耳の中では、
晴れた日に雨音が響き渡るという。
(これは冗談ではなく、耳鳴りの話)
ではどうするか、と言う時に温める事がテーマになる。
運動、食事、入浴で温めることが大事だ。
だからなるべく歩き、食事に気を付け、
できれば浴槽につかる。
お陰でバネ指はすごく良くなった。
メニエール病に関しては、
この本ともっと早く出会いたかったと思う。
7年前に出会って、
温める生活を始めていればと思う。
耳鳴りに悩まされ、雨が降る前日には調子が悪くなる、
人間天気予報みたいになってしまったカワウソの、
近況はいずれ本人が書くと思う。
話が反れたが、この本は面白い。
体質を陽性、陰性、間性と分類して、
それぞれになりやすい病気がある。
風邪、アレルギー、低血圧、リウマチ、
自律神経失調症もうつ病も、
陰性体質の人がなりやすい病気という。
カワウソは体質チェックでは少し陽性気味の間性体質だ。
本来病気になりにくいはずだが、
ストレスが強すぎて病気ばかり呼んでくる。
ちなみに3年前の心筋梗塞は陽性体質の人がかかりやすいそうだ。
陽性の人の病気としては、
高血圧、脳血栓、痛風、欧米型のガンなど、
ガンでも胃ガンは陰性の人がかかりやすいというので、
病気は一括りできないものだ。
でも、現代人の大方は陰性体質が問題のようで、
最近「温める」ことが注目されるのも当然の成り行きかもしれない。
この冬、私達は腹巻きにスパッツにソックスで、
頭寒足熱を実践した。
しょうがをやたら料理に使い、
「とにかく歩こう」だ。
健康は簡単には手に入らないが、
それでも自分の体を信頼して、
あまり病院や薬に頼らず生きて行こう、
そんな勇気を呼び覚ます本です。
こねねこ
Posted by ネコとウソ at 21:33│Comments(0)
│本 雑誌
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