2009年11月06日
心筋梗塞 17
「海のプロムナード」より臨む。
心筋梗塞 その17
「ライフサポート」
海洋博公園
このところ入り浸り?の「海洋博公園」であるが、
ハテ、この観光客で賑う広大な敷地で
発作でも起きたらどうなるかしらと思い、
インフォメーションを訪ねた。
すると、
「水族館」と「総合案内所」に看護師を配置しており、
AEDも設置してあるという、ウム。
でっ、例えば遊歩道「海のプロムナード」などを
歩いている場合はどうなるかと聞けば、
園内パトロールカーや、警備員に声かけしてほしいという。
散策中にパトロールカーは2度ほど見かけ、
警備員やスクーターに乗った園の人も見かけた。
しかしである。
一刻を争う時に「水族館」の雑踏の中で、
ひとけのあまりない「ドリームセンター」で、
まして人影すらない周縁の場所にいて
手を振ってどうなるものでもない、、、。
私は緊急通報出来る携帯発信器を
貸し出しているのではないかしらと期待していたのであったが、
その様なモノは無いらしい。ではどうするかと言えば、
その様な時には自ら携帯電話で救急車を呼ぶのであった!
通報を受けた救急車は「海洋博公園」に連絡を入れ、
所定ゲートの案内を受け患者の近くまで行く、
して患者は何処だ!
園内パトロールカーで探し、
見つけた時にはいったい何分かかっているのであろうか?
想像するまでもないか。
観光立県沖縄の、国立公園である「海洋博公園」であるが、
いささか心もとないと思うがどうだろうか。
やはりここは、
貸し出した発信器からの通報でいち早く場所と、
事前情報により患者が「心筋梗塞」の疑いである事を認識し、
ただちに救命班を出動させ、
園内にあるヘリパッドから病院へ緊急搬送する、
という事にならないのだろうか、、、。
何、あの時同様そんなところに行くなよってか、
自己責任で考えーとおっしゃるか、すみません、
ご迷惑をおかけしている身体障害者です、謹んで自宅療養あるいは、
近親者のお庭で佇んでいる事に致します、
これからは誰にもご迷惑をかけずに
暮らしてまいります所存でありますので、
なにとぞご容赦のほどを、
ってまたそこまで卑屈にならんでも良いではないかと、
さよう、卑屈になんかなってはいませんが、
さびしいのであります。
なに、
ご自分の身になってお考えになっていただければ分かる事で、
雑作もございません。
いえ、私とてこのような身になるまで緊急医療の実態なんて
思いもつきませんでしたし、
救急搬送は何度も経験しているのですが、
これまで極めてうまく行っていたものですから、
これは素晴らしい体制だと思いこそすれ
国頭村はどうしているかなど考えきれませんでした。
このご時世で産婦人科医がイナイ!
予算が無くてヘリが飛べない!
というようなことが日常化している訳です、、、。
世界に誇る「美ら海水族館」その人気は絶大だ。
すばらしい「熱帯ドリームセンター」もある。
この豊かな文化施設を多幸感で観るためには
健康でなければなりません。
健康とは病気をしないという事ではなく、
その時(病気の時)こそ生きていることの幸せを
享受できる社会を感じる事ではないでしょうか。
この賑わいを一時の蜃気楼にしないためにも
しっかりとした救急体制が望まれると同時に、
これら施設にとどまらず
地域のライフサポートあってこそ
豊かな観光といえるのではないだろうか。
時に、無いはずの予算で、
新たに軍事基地を作り私達の命を守ってくれるという。
今日まで守ってもらった事が無いような気がするが、
はてどういう意味か知らないが、
そのように守られるより豊かな自然と風物に見守られる方が
幸せと思うのだが、何故聞き入れてもらえないのでしょうか。
これまでに十分すぎるほどの犠牲と暮らしをしてきたこの地に
新たに基地を作るなんて思い起こす事が出来るということ自体
信じがたいのですが、そのようにしか進まないという、
そんなことは無いでしょう、
その中でしか考えきれないからそうなるだけで、
世界はどのようにも開かれているのだから、
むしろこれを機会に、
世界に平和そのものを発信できる島にする事が出来るはずである。
島、丁度都合がよいではないか!
日本のシンボルとして
指示しやすい物理的状態でもあるのだ!
苦渋の選択なんかしないで幸せの選択をしましょうよッ!
というわけで、
そのきっかけは11月8日にあるらしい、
出かけてみてはいかがか。
帰りにコンベンションセンターで開かれている、
日本のトップ企業のセールスもみて
これからの沖縄をイメージしてみましょう。
もちろん、ビビらず「海洋博公園」にも出かけましょう!
しかしアレですよねぇ、
今時個人が携帯端末を持っているのだから、
やりようがあると思うのだがいかがなものでしょう。
大がかりなシステムを考えがちだから
予算が無いとなるのではないだろうか。
こちらに緊急番号なりを教えていただければ、
職員の方がすっ飛んでこれると思うのだが、、、。
飛んで来てどうすると、手でも握ってくださいな、
そうすれば妙案も浮かぶというモノです。
カワウソ
Posted by ネコとウソ at 22:12│Comments(0)
│心筋梗塞
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。