メニエール病 その25
メニエール病 その25
困ってるひと
大野更紗
ポプラ 文庫
「筋膜炎脂肪炎症候群&皮膚筋炎」
自己免疫疾患
「医師として、先生を心から信頼している。
先生が提案した薬は、悪魔だろうが飲み込む。
先生がいいと思った治療なら受け入れる。
だが、
なんでもかんでも先生たちの価値観で、
勝手に決めつけられては困ってしまう。
わたしは、自分自身の命と生活がかかっているのだ。
お医者さんが私を食べさせてくれて、
一日中なにもかもつきっきりでお世話してくれる、
というなら話は別だが。」本文P288より
いやほんと、、、、。
こういえばしかし
「それはあなた自身の問題で、
自ら切り開いていくものです!」
とかなんとか云われそうだ。
しかしよっ、私のK先生!
話を聞く前に検査検査と言うなよっ!
と思うねっ、
何も解らないと言いながら
「お薬出しましょうか?」
ってのは何ですか!
いよいよ聞こえなくなってきているが、
「聴覚過敏」のせいで、音がわかる(聞こえる)。
なにしろ鼓膜は健康そのものだから!
声は割れてひどく高い音になり、状況音は爆音と化す。
受話器を取れば、その声ともつかぬ音が痛い。
にわかに気分が悪くなる。
耳鼻科の医師にMRIの検査をいわれて、
キャンセルして2年ほどなるか。
「心筋梗塞」の検査の折、
脳に取り立てておかしな症状が無いことはわかっている。
彼は彼のために知りたいのであろう。
しかし、
わたしは彼のためにメニエール病になったわけではない。
「聴覚過敏」を思うと、MRIなど受けようと思えない。
せめて、
そこを説明しながら話が出来れば気も変わるというのに、
何を思ったのか、大声で話せば伝わると思っているようだ。
そろそろ聴覚検査はしておきたい。
手帳6級は、前回の検査で、
事実上4級まで落ちている(進行している)
あの時よりずいぶん聞こえないから、
現在はさらに落ちている(進行している)
でしょう。
検査すれば状況が良くなるわけではない。
お金が出ていく事だけは確かだが、、、。
小金持ちならそれもよいがそうもいかない。
ちなみに私も、
「プレドニン」を処方されたことがあり、
結果は見事に裏目に出て、
良くなりつつあったものが、
どんどん元通りに悪くなった。
中止で回復すごい効きですぜっ、
悪い方にも!
私の母は「間質性肺炎(自己免疫疾患)」で亡くなった。
しかし、それは結果であって、
原因は酷いストレスだと思う。
近頃私も身に染みて思う。
医者をディスペクトしない患者はいないと思う。
いや、
ディスペクトしないわけにはいかないと
医師も考えてくれまいか!
カワウソ
関連記事