メニエール病 その19
身体障害者手帳
「心筋梗塞」でもらった障害者手帳を剥奪されたと思ったら
「メニエール病」で戻ってきた、、、でもないか。
「心筋梗塞」は心電図に乱れがないということで
「再認定」で落とされたが、
なんと「メニエール病」の今回は、
医師が「進行性にて早期の再認定を要する。」と
診断書でメッセージするも再認定不要の確定になった。
うむむうむ~でっ、内容は
「メニエール病による聴覚障害
右75dB左73.75dB 6級、2種」である、、、。
ところがである。これは実態に即していないのであった。
私の耳は「オージオグラム」では70dB帯だが、
「聞こえ」の状態は
「耳介に接しなければ大声語を理解しえないもの
(実際にはそれでもほとんど会話が解らない、でも音は感知できる)」
なのである。
これは福祉事務所発行の「福祉のしおり」によれば
3級1種となる、、、、。これはどういうことか?
つまりは、科学の力(数値化)である「オージオグラム」では、
音はわかっても、その音の意味まではわからないので、ということになる。
ならば「語音機能検査」というのがあるというではないですか!
ところが、「それは徒労に終わる可能性がある」とおっしゃる。
そうですか、可能性があれば治療方法がわからない難病に
ステロイド剤を使って悪化させるのもいとわないのに、
身を切って説明すれば出来ることをやらんで
「オージオグラム」の結果だけで
決定してしまうというのはどういうものだろうか、
と患者は思うのですがどうでしょうか。
だいいち手帳の
「メニエール病による、、、」意味はどうなるのでしょうか。
「メニエール病」特有の
「聴覚過敏(聴覚補充現象)」を忘れてどうします。
ということで、
私のメニエール病(目撃者)のすべてを知っている医師は
(かって大きな病院の医師でした。)
大きな病院での「語音機能検査」を「紹介状」に書いて下さったのですが、
さて大きな病院の医師に在っても私のメニエール病の目撃者ではないので
「御精査御加療」となる。
もちろん私はそのご希望にこたえて
適宜「メニエール病」を披露する事が出来ない!
そんなことができるのなら苦労はない、
でも医師は見たがる!
医師によっては、
「ほんとにM先生はメニエール病と言ったのぉ~」
などとのたもう事になる。
悔しいがそういう時に限って調子がよい、、、、。
こういうこともある、、、
「6級でも障害なのに、どうして3級になりたいの!」
と友人がのたもう。わからんでもない、
思うに「身体障害者手帳」なんて
あげるといってもいらないものなのだろうからである。
でも、それは結局は差別に基づくもので、そんな物をもらったら、
お終いだと言う事なのでしょう。
私は時に「悲壮感が無い」と言われる。
それもまたエセなヒューマニズムというもので。
可哀想でなければいけないということだ。
もちろん私は可哀想で大変なのだが、
観てもわからん「メニエール病」のおかげで、
こんな事になってしまっているのである。
ですから、難病といっているでしょうが、、、。
3級になりたいのではなく、すでに3級なのに、皆わかっているのに
「科学の数値」がないのでドン引きしているだけなのだということだ!
私は生きていて、医師の眼の前にいて、観れば分かるでしょうに!
と患者はアホラシイくらいの思うのである。
オイオイ、またまた
「行政の問題」ではないでしょうねぇ~
ピーーという音が聞こえたら、何が解るって言うのですか!
ピーーは、ピーーでしか無いでしょうに!
カワウソ