夢の美術館

ネコとウソ

2017年01月26日 20:56




          夢の美術館

        ーめぐりあう名画たちー

       2016年12/20〜2017年2/5

   沖縄県立博物館・美術館 企画ギャラリー1,2


 泰西名画を観に出かけてみる、、、、。

すると、会場は女子高生であふれていた。

男子生徒もいたが目に入らない、、、、。

 昔、七彩工芸だったか、

展覧会の会場にリアルな服を着たマネキンを、 

絵(絵も展示物)を見ているように陳列してあり、

観者はその間をぬって絵画作品を観るのだが、

思わず、

近くのマネキンさんに失礼などと言っては、

横切ってしまうという事が頻繁に起きた。

それは面白おかしくもあり、何度も騙される私がいた。

だって、絵を観るために後ずさりすると、

思わず後ろの人とぶつかりそうになるので、

失礼といえば、またしてもマネキンさんなんだもの!

 今回は違った。

大好きなマーク・ロスコの作品の前に件の女子高生が立つ、

普段なら、はやく避けてくれないかしらと思うも、

しばし、女子高生に視線が行く、、、、、。

でっあたりを見回せば、七彩工芸よろしく女子高生がそこかしこに居て、

課外授業なのか、作品を観ながら熱心にメモをとっている、、、、、。

彼らはほとんど動かない、、、、。

やなぎみわの作品よろしく、

その瞬間私はアートを観た!

静謐な空間に名画と女子高生が佇む、、、。

なんだかシュールな感じさえして、

    その状況が美しい!

 写真を撮りたかったが、

近くの、

こわい監視のオバサンに怒られるのは必至なのであきらめたが、

実にもったいないシーンであった。

して、泰西名画と女子高生、どちらを取るかといえば、

そりゃもう、女子高生でしょっ!!

      やはり、

   女子高生はアートだっ!
        


      カワウソ







我々はその程度に騙されるのである。

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