山城知佳子 展
山 城 知 佳 子 展
ギャラリー ラファィエット
963-8320
7/19-8/3
バーチャル インヘリタンス(仮想継承)。
継承されるのであれば愛に満ちた仮想が望ましいのは
もちろんだが、ここでは視ていることを
観ているままに感じる感性を見たい。
と言うような事になろうかと思う。
アーサの海から女性が浮上してくる、、、
見れば、口の周りにアーサが髭状に付いている。
ギャグのようでもあるが、
女性の魅力的な表情や気配(オーラ)が、
いや、その髭がきわめて人為的な形状をしているので、
ここに意味が発生し、
それはオーラルな空想を掻き立てる。
掻き立てられた空想は
その姿態にまんべんなく散らされていくが、
覆われた身体に、
その仮想は髭へと連れ戻されるか、、、、。
私は何を見たのだろう?
アーサ?
彼女の肢体?
髭?
ファンタジー?
継承されてゆくものは、、、、。
会場で確認するというのはどうだろう。
参考 山城知佳子展「愛を伝えて平和構築」青山映二
(琉球新報、2008.7.29.火曜日)
獺
関連記事