2014年03月13日
病院の日

オトコは辛いぜ、、、。
月に一度、カワウソの病院の日、
カワウソは常に先生に受けるネタを考えて行く。
今回は、夜中に2回もトイレで起きる話から、
先生が「そういえば、前立腺炎になった事があったね」
と、その時の画像を見せてくれた。
「これが膀胱で、そばが前立腺、大きいね」
その前立腺肥大のために膀胱を圧迫して、
トイレに何度も起きる事になるらしい。
しかも、カワウソに言わせると、
2回目はガセとしか思えない。
朝は出づらいでしょうと先生。
加齢とともに男性は前立腺肥大になりやすいから、
生活に支障が出るようなら治療したほうがいいとの説明。
そこでカワウソは小さくなる事はないのかと質問。
先生はおもむろに「女性ホルモンを使えば小さくなる」。
つまり前立腺は男性にしかないから、
女性になれば前立腺だってなくなるんだと、
私は理解して面白がったが、
カワウソに伝えるのに、
メモ帳に「女性ホルモンを使えば」と書いて見せるが、
メモだけでは耳の聞こえないカワウソには分かりづらかったようで、
私が面白がったニュアンスは中々伝わらない。
女性ホルモンで彼が思いついたのは、
「愛人を作ればいいんじゃないか」だった。
それじゃ男性ホルモンが出て、
前立腺はもっと肥大化するのではとつぶやけば、
先生すかさず同意。
カワウソは「愛人作れば!」モードに入ってしまい、
妄想しているので、話はその方向にそれ、
私は「そうだね、愛人出来るといいね」という傍で、
先生が「でも、隠し事なんか出来ないでしょう。
隠し事自体がストレスになって自分からしゃべっちゃうから、
そんな事出来ないでしょう。」と言ってのけた。
カワウソの性格までお見通しなのであった。
いつも、そんなこんなで笑っている。
先生と看護士と私とで笑うと、
置いてけぼりのカワウソは不服そうだが、
皆が笑っているのは実のところ嬉しいのだ。
こねねこ
Posted by ネコとウソ at 22:30│Comments(2)
│こねねこの話
この記事へのコメント
>皆が笑っているのは実のところ嬉しいのだ。
映画の一コマのようですね。
とても素敵な描写。
私も置物か猫になって現場に参加している気分です。
映画の一コマのようですね。
とても素敵な描写。
私も置物か猫になって現場に参加している気分です。
Posted by ★うずまきk
at 2014年03月14日 04:36

先生は顔を赤くして笑ってくれる人で、
看護士達もとびきりの笑顔を見せてくれるので、
とても楽しく、何のために病院に行くのか、
時々思い出せなくなります。
うずまきkさんも、あの現場にいたら、
笑ってくれるでしょう。
ご招待したいくらいです。
こねねこ
看護士達もとびきりの笑顔を見せてくれるので、
とても楽しく、何のために病院に行くのか、
時々思い出せなくなります。
うずまきkさんも、あの現場にいたら、
笑ってくれるでしょう。
ご招待したいくらいです。
こねねこ
Posted by ネコとウソ
at 2014年03月14日 19:22

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