2013年10月14日
真喜志 勉 展
追っかけて30余年、、、。
真喜志 勉 展
2013.10.10~19
MAX PLAN
098-878-5036
隣席の、詩人川満信一氏に
「近年、真喜志さんの作品は絵解きになってませんか。」
とたずねてみた。
「沖縄では
表現も状況的拘束を逃げることが出来ない。
表現としてどう評価されるかは
後世代の問題でしょう。」
と返された、、、。
分かりますが
彼は画家(アーテイスト)ではないのでしょうか!
と私はこたえた、、、。
真喜志 勉の作品についての私の考えは、
1983年の沖縄タイムスの展評で書いたとおりだが、
あれから30年ほど経つが、そのスタイルは今も変わらない。
ベースに記号や図像を載せてジェストでつなぎ作品とし、
シャッフルさせればそのバリエーションがいくらでも出来上がる。
このシステムでいけばその都度の
ニュース(コンテンツ)で新作が作られる。
彼の作品は、絵解きなのでは無く、
最初から「絵解き」を作品にしていたのである。
それは回答としての絵解きではなく、循環させることで、
アート(止揚)としているようだ。
して、その効果は「オスプレイ」に対して、
センシティブに効果的で有り得ると思われる。
そのセンシティブこそが彼のアートであり、
しかし、これがデザインというのでないのなら、
アートという蓑に包まれている感じが私を解放してくれない。
初日、ギャラリーの真上を「オスプレイ」が、
低高度で通過した!
かわうそ
Posted by ネコとウソ at 19:08│Comments(0)
│アート
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