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2012年05月24日

老いの自覚

老いの自覚
  本文とは関係ないけれど、もらったクチナシは八重咲きだった。
  何だか嬉しい、、、。




何年か前にカワウソがやせっぽっちの子供達を見て、

「この子達はこんなに細い脚で、

あと何十年も生きていかなくてはならないと思うと、

涙が出そうになる。」と言った。

そんな事を言って、、、

この子達だってそのうち大人になるんだし、

細い脚も適当に良い太さに成長するだろうし、

大概はそれぞれの人生と折り合いをつけて、

図太く生きていくハズヨ、

そんな風に思っていた。

最近、運転中に信号待ちをしていて、

たまたま歩道を走っている男の子達を見かけた。

たぶん中学生の部活だと思う。

たぶんというのは、小学生っぽい子も割といて、

でも全体的には中学生っぽい身長の子が多いせいだ。

新学年が始まって一月余りだから、

新一年生は何となく目立つ。

私が見かけた辺りで折り返すらしく、

戻る子達とやって来る子達が笑顔でハイタッチしていた。

可愛いなと見ていると、

ひときわ小学生っぽく、すごく可愛い子がいて、

ホントに子供らしい満面の笑みでハイタッチしている。

見とれてしまった。

こんなに可愛い子が中学生にもいるんだ!

と思った途端涙が出そうになった。

それで信号が変わったのに発進が少し遅れてしまった。

これって年取ったせいで涙モロクなるという事だ、

で、カワウソの発言につながるのだが、

あの子も大人にならなくてはいけない。

あの笑顔は時とともに失われていくかもしれない。

カワウソとはちょっと違う感慨を込めて、

私も「この子はあと何十年も生きて行くんだ」

と思った。

年を取るという事はある程度の予想や想像がつくという事だ。

少し淋しい。

     こねねこ






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Posted by ネコとウソ at 21:03│Comments(0)こねねこの話
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