2011年07月19日
沖縄のユウウツ
暑い夏はトルストイ、スルメの味です、、、、。
揚 陸 艦
私達は病気を見えるものとしてとらえています。
ですから心筋梗塞や癌というとヒジョーに興味をもつものですが、
メニエール病なんていっても、大変ですねぇで終わってしまう。
見える病気というものは、
実はその結果であって原因では無いという事が分かって来ています。
今のトレンド的にいえば遺伝情報が病気の原因という事になりましょうか。
遺伝情報といわれてもにわかにはわかりません。
しかし、それとてその人の身体の脆弱性であって、
原因では無いと思います。
遺伝的に弱いところを攻められたのであって、
それもまた今となっては見えるものでしょう。
病気の原因はやはりストレスです。
ええ、取り立てて新しいことではありませんが、
ストレスといわれても茫漠としていますし、
実はとても個別的なので見えません。
ストレスが病気の原因なら、
なんでも病気の原因じゃないかということになりますが、
その通りなんです。
あまりに分かりやすいので誰もホントには信じようとしませんが、、、。
私達は外圧がかかると身の保全のために見ないように意識が働きます。
身体は結果として見える形で信号を送りますが、
本当の事は厄介なので
私達は心臓が悪いのだという事で納得しようとするのです。
そして科学もまた目に見える形で示すことで
我々を結果的に欺いているのかもしれません。
もちろん科学に他意は無いのですが、
私達の認識はどこまでも私達の認識であって、
科学的とは限りませんし、
それどころか科学的に分かっても、
我々は都合の良いように補正してしまいます。
揚陸艦といわれてもほとんどの人が知らないでしょう。
「揚陸」積み荷を船から陸へあげる事なんですが、
それ専用の軍事船です。
兵器はもとより兵員、物資を陸揚げします。
航空機も積んでいますし、発進も出来ます。
一通りの戦争セットを運べるといったところでしょうか。
好きになるものではありませんが、
男性にはすこぶる嗜好的であり、
女性には興味の無いものではないでしょうか。
それが港に着き揚陸が始まり、
戦場や訓練から久方ぶりに兵士が降り立つとどうでしょう。
船ですからそうとうな人数です。
1000人単位かもしれません。
ほとんどが男性で、その兵士達の生活はきわめてハードで、
降り立つまではその発散する機会もなく
ストレスはそうとうなものだと思います。
降り立った兵士たちのストレスはどのように浄化されるのでしょうか。
家族が出迎えるでしょうか。
それとも彼女が新しい家族として
埠頭で千切れんばかりに手を振ってくれているでしょうか。
こうしてみると揚陸艦は女性に関係のないものではないようです。
新しい門出も愛も揚陸艦とともにやって来るでしょうか、、、。
揚陸艦から来たのか
普天間の上空をバンクかけながらCH-46が降下します。
ヒャッとするものの「いつもどおりでしょう」と納得するでしょうか。
それともユーチューブで見たオスプレイの墜落を想起するでしょうか。
フラップを激しくコンピュータ制御で小刻みに動かすも
オスプレイは甲斐無く墜落します。
あるいはⅤ字編隊で飛ぶオスプレイに
改善されたんだと納得するのでしょうか。
さて、ここまで来て「安全である」とか「危険である」など
関係ない事が揚陸艦の行動や事情でお気付きでしょうか。
そうです、アメリカ人に良い人がいるのはもちろんですが、
問題は兵器でもない。
兵士は別の問題だという事です。
特殊な状態に置かれた人間が兵士です。
すぐれた兵士は兵器といえるでしょう。
でもやはり人間は兵器ではありません。
それでは身がもちません。
身が持たなくなった人間である兵士が
逸脱した行為に出ないとは思えません。
それはこれまでの事件事故が示しています。
事件や事故ならどこでも誰でもあるじゃないかという人は
理性的にものを言っているようにも思われますが、
心情を忘れています。
現象の問題ではないはずです。
万引きは犯罪だと言っておいて、
コストリスクにいれているということでしょうか。
オスプレイが「安全」でも意味がないことは
ここまででお分かりになった事でしょう。
頭上で集団危険行為が行われているというのに、
だって、騒音をまき散らしながら
バンクから機首上げに失敗した趣のF-15を見せられ、
地上では人権が侵されているというのに
「オスプレイ」の安全が問題でしょうか。
その安全ならE-4は安全でしょう、
だっておなじみのジャンボジェット747ですもの。
それなら安全で、
沖縄の老若男女の人命と人権を守って下さるのでしょうか。
でもE-4は1974年頃から飛んでいるのですが、
われわれは安全であると思った事はありません。
つまり、私達は病気になっているやもしれません。
目の前でやられているのに気付いていない、
あるいはそのストレスを享受しきっているのかもしれない。
どんなふうに、、、。
基地は見えないのに、トモダチのアメリカ人はよくみえる。
それはそうだ、トモダチだものよくみえない訳がない。
悪いのは「オスプレイ」だッ、ということでしょうか。
安全でも兵器はいりません。
基地はいりませんと沖縄は言っているのです。
1/1の首里城の模型を作ってもらっても琉球国が復活した訳でも
アイディンティティやマブヤーが還った訳でもありません。
単に私達が病気になったのです。
先だっての新聞社説を読み驚愕しました。
富裕層を相手にビジネスすれば幸せになれる
というような事が臆面なく書かれているように思われました。
そうか、貧困層は相手にしないのだ。
沖縄県は貧困県だったのではないのかしら、
すると自ら相手にされない経済に首を突っ込もうという訳かしら、
「タチヌ シチャンジル モウキイル」なら
基地と同じじゃないでしょうか。
なに、基地では5%程の経済効果しかないと、
なるほど、これからは経済戦略ですか!
理性が通っていますなッ!実に戦略的だ。
戦略爆撃機B-52も真っ青でしょう。
なに、ミサイルもう出来ている。
宇宙に飛ばせるのだから近場は問題無いと、
後は弾頭だけですか。
なに、材料が漏れた、、、、。そんなの風評ですよネッ!
日本はそんな間違いを犯しませんよねっ、
えっ、だから沖縄にお願いしますと仰るか。
いいえ、もう、沖縄も病気ですから
そんなものに対応する力も勇気も判断力もありません。
ですから放っといて下さい。
後生ですから。みなさん友達なら困った時に助けてください。
私達はハッピーアイランドとして暮らしていきたいと思います。
暑いからトゥルバッテいると思われてもかまいません。
あれだけの地上戦を経験したのですから
ここは完全非武装国としてやらせて下さい。
世間が許さないというのなら、その時こそ助けに来て下さい。
トモダチ自慢の原子力空母なら世間に対する抑止力、
完璧じゃないですか。
何時までもトモダチに居座ってもらっても重荷になるだけです。
どうかもうお帰りになるよう言って下さい。
あなたの国防もどうか遠くで見守って下さい。
もちろんこれまでの縁です。
お米も下さい、道路も作って下さい、
ボクはいらないけれど電車も走らせて下さい。
でも、もう沖縄は大丈夫です。
病気が分かったのですから、よく見るようにして、
永遠と思われていたウツから脱出します。
毎日散歩もして血行を良くし、
自然と以前のように戯れればキジムナーも帰って来て
誰が自分の父や母であるかが分かるようになると思いますし、
ウガンもうさげれば豊穣も帰って来るでしょう。
そして元のおおらかで心やさしいウチナーンチュになることでしょう。
大丈夫です、やらせて下さい!
世界の国連もOKINAWAにはその権利がある
といっているそうじゃないですか!
夏だ!海だ!ホワイトビーチ!
ウチナーンチュのカワウソ
Posted by ネコとウソ at 22:15│Comments(0)
│カワウソの話
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