ネコとウソ

　　ＭＡＲＵＩ　１/１００ＲＣ　「ゴジラ」

このゴジラを組み立てた時、

カワウソは張り切って猫の人達に披露した。

その頃は大ちゃんとクリちゃんがいた。

このゴジラはラジコンで、

カワウソの操縦で、オタケビを上げながらシッポを振り、

口から光線こそはかないもののノシノシ歩いた！

これはイイと、

時々言う事を聞かない猫の人達の指導にも使えると、

息巻いたのである。

「きっと恐怖におののくに違いない、

　ちょっと可哀そうかなっ、、、」

などと言いながら、まずはテストと猫の前にゴジラは立った！

「ギャオ～ギャオ～」というオタケビに、

猫の人達は逆毛を立てて叫び声の方に走り出した。

と、彼らは何を思ったかゴジラを通り過ぎた。

カワウソはこっちこっちというも、もどって来たクリちゃんが、

クンクン臭いを嗅ぎ「ゴムやしッ！」と言った、、、。

がっくりくるカワウソ、慰めの言葉もなく、やはり

猫に何かを期待しても無駄だという事が、

改めて分かったという次第であった。


　　　　　　　　　こねねこ

　逆毛状態の彼らの方がゴジラそのものであった！

　　　　　　　　シクシク、、、、。

　　　　　　　　　カワウソ