2009年08月26日
横断歩道
横断歩道
信号機の無い横断歩道の右に、
お母さんと子供が渡ろうと立っているのを認める。
後続車無し、対向車が多い。
このままだといつまでも渡れないと思い、
おもむろに停車する。対向車は止まらない。
対向車が少し切れたところで子供の方が
手を高く上げ渡り始める。
お母さんはぼんやりしていて気付かない。
と、十分安全に渡れることを確認して渡り始め、
車線の真ん中ほどに達している子供を見て
親は初めて気付き、ゆるゆると近づいて来た
車を危ないと思った母親は
渡り始めた子供をなんで渡るのと引き戻す、
すると車も停車せず、そのまま通過していく。
子供は何故引き戻されたかわからないうえに怒られている。
私は待ったまま、、、。
その後対向車が切れ、皆で渡り始めるも、お母さんの表情からは
「私は向かいのスーパーに行きたいだけなの、
構わないでちょうだい!」
といった感じだ。すみません、、、。
しかし私は社会の、ドライバーの義務として
あなたが横断歩道で待っていたので停車したのであり、
あなたの小さな息子さんも社会通念として
手を高く上げ正しく渡り始めたのである。
それにしても車が止まらない。
信号機の赤では止まるのに、人が立っていても止まらない。
渡り始めてさえ止まらない。
なんで人が渡っているんだと言わんばかりである。
今日は同じ横断歩道で私が轢かれるところだった。
そのドライバーは私を確認するも、
一瞬アクセルを躊躇するが渡り切るだろうと
再度アクセルを踏み直す、、、。止まる気が無いのだ。
もしそこで私が胸を押さえて倒れこんだとしたら
車は止まれない。
轢かれた上に心筋梗塞の発作で死ぬことになるのだ。
心臓の悪い方だと知りませんでしたというか、
違うだろう。止まる気が無かったのだ。
ぶつかった時、シシとカニでは
肉が強いかとドライバーに聞きたい。
スーパーでそのドライバーに会うも
彼にとっては何事もなかったようなのである。
忸怩たる思いのなか引き戻された子供は、
園で教わった事と、
実際の現場と、
ママの考えも違うのだと思い知らされるか。
彼はもう高く手を挙げて渡るのが
おマヌケさんとして認知し、
大きくなったら、
「なんで私の車が通り過ぎてから渡らないのだ!」
と憤慨するようになるのでしょうか。
時速40kmで走る車はなぜ25秒ほどの停止を拒むのか。
歩行者も、いつの間にか車に譲るようになったか。
ブレーキを踏んで止まるのがそんなに難儀なら、
なぜ歩行者だってリズム良く歩いているところを
中断されねばならないか。
こちら(人))は時速4㎞だというのに、、、。
車同士がすれ違う時、歩行者側に詰めてくる。
優先とはいえ安全確認のために徐行すると、
その隙を突いて先へ行く車がある。
運転が下手だからとうそぶくドライバーがいるが、
なら止まったらどうなのだ。
すり抜けたつもりが、
軽く接触しただけでシシは大破してしまうという
想像力はどこへ行ってしまったかのだろうか。
危ないので、照れくさいが「手を挙げて渡る」ことにした。
するとタクシーが横断歩道を踏んで止まりドアが開いた。
そんな訳で
信号機や横断歩道では法律で保護されているかもしれないが、
命を守るなら、そのどちらでもない道路の方が安全かも、
とも思われる。
して、
横断歩道で人身事故を起こせば、信号無視どころではない、
賠償等が待っているということにお気づきだろうか。
せめて子供がいる時ぐらい止まろうよぉ~
子供が見てるんだよぉ~
子供がよぉ~
カワウソ
Posted by ネコとウソ at 21:11│Comments(0)
│カワウソの話
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。