2009年07月23日
沖縄郷土村
「おきなわ郷土村」
海洋博公園
「海洋文化館」を出ると、
正面に「おきなわ郷土村」なるものがある。
南太平洋の島々に思いをはせて、
自からの村には関心無いではおかしいでしょう
ということで見学する事にした。
「ジトゥデー」の家に入る。
アプローチもたっぷりあり、家も立派である。
「チャービラ」と言ってみたが
「イッターヤァヤ、アマルヤサニッ!」と
茅葺の方を指さされたような気がして、
早々に退散するも、家屋敷の作りが
いまひとつしっくりこないがどうなんでしょう。
タッパも高けりゃ、天井も高く、違和感あるも
専門の方が調査の上作られたであろうから
そうなんでしょうが、
身体サイズからして縁側にさえ
腰掛けられないような作りに思えるがどうでしょう。
ちなみに「近年の民家」ではそのサイズがピッタリで
縁側で休むことが出来た。
すると、本物のウチナーオカァーが「どうぞぉ~」と
中から案内があったのでタマシヌギタ。
何かここのエンタメの人であろうか、脅かすで無い!
当然とはいえ、
見事に家とマッチしたオカアさんであった。
茅葺の方であるが、
ここも庇が高いと思われるがそんなことないのでしょうか。
少し狭い間口を中へ入れば床が、
「健康サンダル」のような竹張りで通風良く、
(祖父の家は屋根だけ茅葺だった。)
健康に暮らせそうだと普段エアコン人間が聞いた風な事を言う。
だからすかんさぁーといわれて庭に出れば、
ゆったりとした配置でこれもまた見学者用に
リサイズしたのではと思われる。
残念ながらここはガイドツアーがなかった。
どの家もいく分古びてはいるものの新築な感じで、
また火も使って無いからリアリティに乏しいのは否めない。
展示用住宅なのでいた仕方ないのであるが、
やはり幾月経っても生活の無いものには
精は付かないのだろうか、、、。
してみるとそのようなものを見て感心しても、
その表面的な感慨のみで理解したとしても、
当然そのコミュニケーションには至れないか。
まっ、そこまでの使命は課されてないという事か。
この展示家屋は現代社会のような家にも見えてきた。
アメリカ人とおぼしき家族が
その一番ジャーで記念撮影をしていた。
やはり観光客にあっての
「おきなわ郷土村」なのだろう、、、。
カワウソ
Posted by ネコとウソ at 21:40│Comments(0)
│カワウソの話
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