2009年05月12日
県民の森 散策
キツイ登りや下りもゆっくり歩けば大丈夫!
散歩する二人 3
県民の森 2
「渓流コース」への思い断ち切り難く、
再度訪れる事にした。ところがどうも冴えない、、、。
前回は曇り空の天気だったせいか、
お落ち葉がしっとりしており、曇りのせいで光が乱反射して
どこか幻想的でもあった。また初めてということと、
病み上がりに大地が身体にその影響も及ぼしたのであろう。
ところが今回は良いお天気で、
落ち葉もサラサラとどこか味気なく、
いかにも沖縄的な平板さがある。
埃っぽいような気さえしてきたし、
二度目で目が慣れたせいか煩雑物も目に付き
渓流というよりも排水溝の横を辿っているという感じだ。
すみません言い過ぎたか。
そんな訳でパッとしないので、渓流なら
「タニ・クーヤー(イモリ)」もいるだろうと
「ターニ・タニィ・クウヤァ~」
と呼び寄せながら歩く事にした。
ところがなにも現れないし、水面は淀んだままだ。
何度目かの私の叫びに妻が呆れて
「それはもうお止めになった方がよろしいのでは、、、」
と口をはさんだ。
「せっかくの渓流だからイモリを呼び寄せているだけで他意は無い」
といったが、妻は少し先に目線をやった。
すると若いカップルがこちらに向かっている。うむ。
しかたが無いので黙って歩く事にした。
先程までと違ってあまりに黙って私が歩いているので妻が気遣って
「イモリを呼ぶのは良いんですが、うっかりですよッ、
直径1m、長さ4mのイモリがヌッと出てきたらどうするんですか、
あなた基本的にトカゲの類はお嫌いでしょうに、、、」と言った。
それはまずいと思ったが、負けてもいられないので(何が!)
「そのために毎日、室内自転車を1km漕いでるんじゃないか!
君も『ジュラシックパーク』で用を足しているオジサンが
テラノザウルスかなんかに一飲みされるのを見ただろうに!
1km漕いでおけば500mは逃げおおせるというものだ!」
と言葉を返したが、返答になっているかは疑わしかった。
しばらく歩いていると「ハブ!」と妻が叫ぶ!
ウヘッとばかりに1m程飛びのいたら
「うそ!」と言うではないか。
1本やられたので悔しいが、ここで怒っては大人げない
「君の嬉しそうな顔が見たくて驚いて見せたのです。」
と言っておいた。
側溝沿いの花壇にはフロックスも咲いていました。
2度目もあって最後の上りもそれほど苦労せずに登り切るが、
少しコツをつかんだ。きつい傾斜もそれこそゆっくり登れば
大丈夫なのが分かった。
ところが後日ふくらはぎが痛くなっていたので、
少し歩きに慣れたのでやはり早足になっていたようだ。
渓流コースの出口から駐車場までのアスファルト道路も
息切らせながらもこなし、広場へ出る。
2度目で道に間違いも無いので安心して歩けた事もある。
山之口獏の詩碑。
妻に案内されて前回見落としていた山之口獏の詩碑を読む。
揮毫はI氏のようであるが、
今日、子供たちの話し言葉はどうなっているだろう。
私的には普通の書体が良いように思う。
というのも獏の詩が強い表現を含んでいるので、
殊更それを書体まで変化を付けては喧嘩になって、
どちらも生かされないと思うからだ。
(タニクーヤーと子供のころイモリをそう呼んでいたが、
実のところどうなんだろう、、、、。)
カワウソ
Posted by ネコとウソ at 22:06│Comments(2)
│カワウソの話
この記事へのコメント
なんか夫婦の会話がいいですねー
名まで聞いてみたい(笑)
名まで聞いてみたい(笑)
Posted by へご兄
at 2009年05月13日 01:17

へご兄様
あー、生の声は私キーが高いのでどうかと、、、。
言いたくないが「アバンティのトリデさん」
といったところでしょうか。
カワウソ
あー、生の声は私キーが高いのでどうかと、、、。
言いたくないが「アバンティのトリデさん」
といったところでしょうか。
カワウソ
Posted by こねねこ
at 2009年05月13日 21:55

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