2008年06月29日
猫のお風呂
お風呂は嫌です、、、。
猫をお風呂に入れるというと、ほとんどの人がビックリする。
死んじゃわない!などと言われる。
犬が入るのだから猫だってとは思われないようで、
どうもそういうことになっているようだ。
実際にはシャワーでシャンプーなのだが、
たしかに大変ではある、、、、。
犬のようにお庭でホースで水をかけながら、
キャッとか言いながら、
犬はプルンプルンして大ハシャギ!
やってみたいものです。
猫でそんな事するとウサギに変身してしまう。
あっという間に脱兎と化したネコちゃんは視界から消え
二度と会えなくなること請け合いである。
では、そんな猫さんをシャンプーするにはどうすればよいか。
秘伝 猫シャンプー!
まず、愛猫に動脈を掻き切られ、血まみれのパンツ一丁で倒れ、
近くには怯えた猫がいましたなどというところを発見されないように、
厚手の長そで長ズボン心配ならやはり首や手首まわりをガードして
ビニールエプロンなどを着用する。
さらにもう一名にも同じ格好をさせる。
さて人付き合いの悪い猫好きが
(いや、もちろん、あなたは違うかもしれませんが
犬好き程のの社交性は無いかと、、、、)
もう一名確保できるかどうか分からないが、とにかく一人では、
猫と一緒の嫌々の水遊びにしかならない。
ミケちゃん「ほおォラ暖かいでちゅよぉぉ~」 ニャ~ン
って事になって全然話に、いや、シャンプーになりません。
それから、場所、お庭は無理と思ってください。
密室、これしかない、もうどこへも逃げられないと
ネコさんに諦念して頂かないといけません。
はぁ、あなた自身がお庭で行水、
でっ、猫と一緒にすっぽんぽんで近所を走り回るのもやぶさかでない、、、
それはそれで構いませんが一般的ではありません。
ということで、場所はお風呂場で決まりです。
換気に開けた窓には網戸があるからと安心してはいけません、
網戸にシガって二度と離れません、注意。
考えさせてください、、、。
さて、ここまで来れれば出来たようなもので実はここまでが大変。
ここまでに信頼関係が出来ていないと準備万端整っても
「ヨシ!一番ミケちゃんお風呂ぉ~」と言っても、
蟻の子一匹いなくなっています。
トーゼンですが、あなたと約一名がごそごそした時点で
彼らは良識ある判断で世界中の何処かに逃げています。
午前中の予定が午後3時になってもひとりとして捕まらないことになります。
信頼関係の作り方ですが、
それはもう普段からのそれに尽きますが、
一番は小さい頃から馴らす、、、まぁこれは常識ということで。
「なぁ、縞田ぁ風呂へぇってみないかぁ、、、」
などと朝のうちから慣れさせる。
もちろん言葉が通じているとかそんな事を考えている
ようでは近代に汚染されています。
ここは魔女も飛び交う神代になってひたすら話しかける、
場合によっては懇願さえいとわない、これが大切!
風呂は嫌だ!
でっ、その日に限って夫婦仲が悪いというような感じを醸し出しておく、
そうでないと二人してよからぬことを考えているというのが
動物さんにはお見通し!これを侮ってはいけません。
何気にすれ違っているふたり、これが出来て夫婦!
あるいは恋人どおし、、、、しまん、他の組み合わせもあるはずですが、
それは自分で考えてください、、、、。
さて凍りつく縞田を風呂場まで連れてきました、
油断して逃げられないようにドアをしっかり閉める、
ここはふたりのチームワークが大切。
ここでネコさん達との勝負、彼らもあらゆる手を使う。
ジョセフーヌの場合。アアアアーンと鳴いて世間に訴える、
何しろ風呂場、よく響く響く!ほとんどオペラ!!
ミケ、これはもう傍目には虐待されてますぅうと叫び続ける!
クリちゃんはお風呂大好き!うそだぁ、ぜったいうそだぁ!
でもシクシクながらも一番のお利口さん、ほとんど手間かからず、、、、。
以前はドライヤーもOKだったが、縞田の造反により
「反抗してもよい」「イヤイヤしてもよい」というのが知れ渡り、
いまでは全員ドライヤーは不可、、、。
助けて!
さて、具体的な説明に入りましょう。
まず、他の生物の出現も考慮にいれて、
ピンセットやそれに関する小道具も用意しておく、、、、。
では、固まっているネコの前両足を
パートナーにしっかりやさしく握ってもらう。
君はもう逃げられない、しかし私を信じてといった感じで握る。
おもむろに首の方にシャワーし
すかさずシャンプーをまぶし首回りを洗う、間違ってもお顔にかけない、
そうすると事件がおこる。
その間にシャワーは尻尾から股間にまわり、
オケツまわりをふやかしておく、これ大事。
このあたりで「気持ちいいでしょぉ」などと声をかけること、これも大事。
オケツいやいやして回り込むのをちゃんと抑える。
一通り濡れたらシャワーを止め、全身マッサージシャンプーする、
これが気持ち悪いわけがない!と思いたい。
顔や耳は後で濡れタオルや綿棒などできれいにする。
シャンプーはしっかり流す。
おわったら抱き上げて水を切りながらバスタオルなどで包むが、
いつの場合でも暴れたりイヤイヤがホールド難しくなったら
絶対に深追いしない、これが事件を防ぐコツ!
誰も信じません。
逃げてもそこに居るし、落ち着いたらまた始めれば良い。
それを何回かやっているうちにフレンドリーになる、かもしれない、、、、。
あとはあなたの愛情しだいとも思いたい、
確定できないのは猫を飼えばわかる、、、、。
大好きな猫のためにも命を張らずに、楽しいお風呂としたい。
自己責任のうちにご参考まで、、、、。
終わった後の猫の人達はチョット疑心暗鬼になるが、
お食事の時間までには忘れています、
大丈夫、、、、たぶん、きっと、、、、。
Posted by ネコとウソ at 23:05│Comments(0)
│カワウソの話
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