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2008年06月19日

出会い きっかけ 巡り合わせ

出会い きっかけ 巡り合わせ

 出会い きっかけ 巡り合わせ


 アフリカの子供たちを救うために

100円の募金もした事がないけれど、

通りがかりの猫のために2万円払ったことがある。

それでか、そのこはヘロヘロながら今も元気だ。

オードリーもトットちゃんも恵まれない

アフリカの子供たちのために奔走したし、している。

私の友達もモンゴルの子供たちのために頑張っている。

そして私には、私達がいないと死んでしまう猫がいる。

つまりはそういうことだ。

 個人の力ではどうしようもないことは、一応、私たちは、

私たちの国である「国民国家」にお願いしてある。

身近な問題は自治体にお願いしてある。

もっとも、自治体は猫の亡骸を「燃えるゴミ」

で出すようにいっている、、、、。

 いい人になりたくても、あまりお金の無い私たちは

家に捨てられた猫を保健所送りにして泣きながら帰り、

夫婦で地獄に落ちるのを覚悟するしかない、、、、。

「まだ子猫です、可愛がってください」

いいひとになりたいのは分かるが、ひとを地獄に送るなと、

ひとの家に猫を捨てる人には伝えておきたい。

 捨てられる猫をほっといたらどうか、、、。

なるほど、適当に育つか、、、、。

近くを小川が流れ、小鳥がさえずり、木には実もたわわ、、、。

子猫たちはバッタとじゃれ合い、

お母さん猫の呼びかけに走り寄る、、、。

そんな環境がどこかにあるか知らないが

ここにはない。

コンビニの前で、どうにか一切れの何かに

ありつくかもしれないのがやっとのひとたちが、

かれらなのである。

それどころか「猫が集まって、衛生上良くないという」

と言う心やさしい人が現れ、自治体が捕獲にはいるのが落ちだろう。

 ペシャワールの会の中村さん達が

やっとの思いで灌漑施設を敷設すれば、

国が邪魔にはいるというのだから、

私の先ほどの話は無しにしたほうが良いのだろうか。

 私は猫に出会った、

だから猫を助けるというでもなく猫と暮らしている。

アフリカと出会ったひとはアフリカを、

モンゴルに巡り合わせたひとはモンゴルと出会う。

何がきっかけかは分からないが、

世界一の悩みは自分の悩みであるなら

目の前にある事を見つめていくしかない、そこに猫がいる。

しかし、私がいなければこの子が死ぬのなら、

私が先に倒れるわけにはいかない。

そういうことではないだろうか。

 ひとは自分が生きるために生きている。

出会っても気づかない事もあれば、その出会いを無視する事もあるだろう。

おそらく、どのように生きるかが問題だろう。

世界一の悩みは自分の悩みでは傲慢に思えるのなら、

それを高みに持ち上げれば良いだけだ、

高みとは、その想像力にかかる。





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Posted by ネコとウソ at 22:14│Comments(0)カワウソの話
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