「猫のあしあと」 町田康
縞田さんとそっくり!
「猫のあしあと」
町田康
講談社
猫に癒されるという人がいるが、
それはどうだろうかと、いつも訝っていたが、
ここに同志が居たことが分かりソラ見たことか!
町田康様も同じ考えだぁ~といっておきたい。
「犬や猫やその他の動物を飼うのが流行のようになっている。
動物によって癒される、という人が多い。
それは確かにそうなのかも知れないが、
彼らの命を預かるからには、
弱くて小さな生き物からなにかを得ようとする前に、
我々よりはるかに寿命が短い彼らが、
幸福で健康な生涯をまっとうするために
我々がなにをできるかをまず考えるべきであると思う。」
(「猫のあしあと」町田康・講談社)
ということで、猫を癒しているみなさんに、
さらに癒して頂くためにこの本を私が代わりに読みました、
ではなく途中なのであるが、
みなさんにも一緒に泣き笑いして欲しく、
また今日も家の縞田に
「世界一可哀想な猫です。
おまけに三日三晩何も口にしていません・・・・」
(町田さんとこもそうらしい、、、。)
というお食事から5分も経っていないのにイイ募って来る、
真に迫る演技が見たく、
こうして皆さんにもお勧めする次第です。
ふふっ、実はもう一冊あるのです。
こちらが先に出版です。
お疲れでしょうが続けて読まなくてはなりません、
なぜなら猫に癒されたいのですから、、、、。
猫の本は文庫でなくとも買っちゃう。
2004年と2007年に出てるし、
ベストセラーにもなっているようなので、
お読みの方も多いとは思いますが、
梅雨時、
風呂に入れてない猫の匂いを嗅ぎながら、
読めば、癒されるかと、、、。
カワウソ
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