「猫のあしあと」 町田康

ネコとウソ

2009年06月04日 18:46


              縞田さんとそっくり!
     
        「猫のあしあと」

          町田康

          講談社


 猫に癒されるという人がいるが、

それはどうだろうかと、いつも訝っていたが、

ここに同志が居たことが分かりソラ見たことか!

町田康様も同じ考えだぁ~といっておきたい。



 「犬や猫やその他の動物を飼うのが流行のようになっている。

動物によって癒される、という人が多い。

それは確かにそうなのかも知れないが、

彼らの命を預かるからには、

弱くて小さな生き物からなにかを得ようとする前に、

我々よりはるかに寿命が短い彼らが、

幸福で健康な生涯をまっとうするために

我々がなにをできるかをまず考えるべきであると思う。」

       (「猫のあしあと」町田康・講談社)


 ということで、猫を癒しているみなさんに、

さらに癒して頂くためにこの本を私が代わりに読みました、

ではなく途中なのであるが、

みなさんにも一緒に泣き笑いして欲しく、

また今日も家の縞田に

「世界一可哀想な猫です。

 おまけに三日三晩何も口にしていません・・・・」

     (町田さんとこもそうらしい、、、。)

というお食事から5分も経っていないのにイイ募って来る、

真に迫る演技が見たく、

こうして皆さんにもお勧めする次第です。



     ふふっ、実はもう一冊あるのです。



  こちらが先に出版です。


お疲れでしょうが続けて読まなくてはなりません、

なぜなら猫に癒されたいのですから、、、、。



   猫の本は文庫でなくとも買っちゃう。

   2004年と2007年に出てるし、

  ベストセラーにもなっているようなので、

   お読みの方も多いとは思いますが、

        梅雨時、

  風呂に入れてない猫の匂いを嗅ぎながら、

    読めば、癒されるかと、、、。    

 
         カワウソ



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