ドリーム1
遠見台
「熱帯ドリームセンター」その1
2009海洋博公園
このところ観光客づいている私たちなのであるが、
もうほとんど観光客のノリで公園に着く。
つまり、私は海パンにアロハ。
妻はホットパンツにTシャツでビキニ。
妻ながらステキだぁ!イエーィGO!GO!、、、、。
(すみません虚偽の発言をしてしまいました、
悪しからずご了承ください。
また観光客の皆様が事実関係はともかくも、
そのような格好で出歩いていらっしゃるような
印象を与えたかもしれない事につきましても
お詫びして訂正したいと思います。
ただいま現在58号線の横断歩道上で、
ビキニの方が通過致しましても、
だいいち58号線を挟んでホテルとビーチが在るのですから
そのようなシチュエーションになったとしても、
それが人情というものであり
どなたも咎められるものではありませんし、いえ、
ドライバーさんにつきましても一服の清涼剤になっても
問題は無いはずですし、
この多幸感は妻とも分かち合えるものでありまして、
かつ、
それは私の幻覚のような、そうでありたい、でもあり、
ですから、、、、
あなた様の読後の記憶を削除して頂けたらと思います。
では本文に戻ります、、、。)
熱帯・亜熱帯都市緑化植物園
予定は「中央ゲート」からの入場だったのだが、
「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園」経由で
「熱帯ドリームセンター」へ行こうというアイディアに負けて
「南ゲート駐車場」から歩きだしたはいいものの、
当初は曇りや「街路樹」で良かったが、途中から日が出て、
その上木陰を作る「街路樹」も無いときては
もうほとんど砂漠と変わらない。
テクテクと歩くもたどり着かない。
たかだか1.7キロ程なのであるがこうも暑いとたまらない。
道々妻を睨む
「きみのアイディアでボクは倒れるやもしれん、、、。」
「あら、喜々として歩き始めたのは誰でしたっけ?」
うむ。
ここで無意味に覇権を争っても自滅するだけ、
ドーして男はここでハッキリさせておきたい
などと切り出して問い詰めようとするのか、
ましてこのような時に限って、
これを言い合ったからといって
ドリームセンターが近づく訳でも無く、
「小豆アイス」が出てくるわけでもないのだ。
気を取り直して「ここが『夕日の広場』かぁ~」
などと、しなを作る、、、、。
パラミツ。やおら幹から実がなっている、、、驚き。
してもたどり着かず、
真横に来ているはずのドリームセンターは、
見れば「テロ警戒中」とやらで横門が閉まっている。
「俺達は不審者の上、テロリストだったんだぁ~」と
悲嘆にくれる。
迂回してたどり着くも、人気が無い、、、。
「熱帯ドリームセンター」は私達夫婦の貸し切り状態であった。
案内の人に聞けば夏休み前の間隙だそうだ。
しかし「美ら海水族館」は多いに賑わっているのだから
やはり人気の差は否めないに違いない。
エレガントなボンボリ。
ロビーに入る。
涼しぃ~このままここに居たかったが
このロビーを起点に始まるのがこの施設であって、
涼みに来たのでないならここを後にするしかなかった。
いやーいつ来ても素晴らしい。
この行き届いた手入れとその結果に咲く花々、そして果実!
ウチナーンチュにも出来る!
えっ、国の管理?予算ザクザク?わからない?そぉ、
どうなんでしょう?って、まあいいか、先へ行きましょう。
ここまで暑い中歩いて来たので、
良い具合のくたびれ感が観察への集中へとつながる、、、。
ハイになって観ると目は泳ぐばかりで定まらない。
いや、それにしても綺麗な花々なので目移りは避けられない。
あれもこれもとシャッターを切って落ち着けば、
返って白い花の方が、
この絢爛たる中で清楚を保ち美しいような気がする。
花によっては銀行のイメージばかりが思い出され、
我々がいかに現代を生きているかを思い知らされ、
その花に申し訳ない気がしてもくる。
この目は今、本当にその花を見ているのか
疑わしいばかりである。
つ づ く
カワウソ
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