「懸垂猫」ミケちゃん

　　　　　　　　　出してくれ～。

　　
　　　　　　　「　懸　垂　猫　」

　　　　　　　　　ミケちゃん


　他の猫の人達は部屋から出してもらうとき

ニャ～ンと鳴いてお願いするのですが、ミケは違います。

何故そうなったか知りませんが、

ミケはドアの窓に体当たりも同然に跳び付き、

必死の体で窓の縁にしがみつき

「出してくれぇ～」と無言なのです、、、。


　　　　　ホントの時はちゃんと顔がこっち向き！

鳴けばまだしも、分かるものを、です。

初めの頃なんて「ドン」と大きな音がするので、

何だろうと外の気配に耳を澄ますといった具合で、

ミケがドアを開けてくれとお願いしているとは、

思いもよりませんでした。



　　　　　このドアに体当たり、、、。


今では「ドン」と音がすると、

ミケだと分かります。

ソレにしても必死でしがみついている所は、

ミケには悪いが、とても可笑しく微笑ましい。

ほっておくと恨まれそうですので、

すぐにドアを開けますが、、、、。



　　　　　　誰かの手が写ってませんか、、、。

　　　流石に立て続けには出来ないらしく、

　様子を観たりすると、「気が付けよぉ～」と

　　　いわんばかりにシーンとしています。

　
　注　画像はやらせです。さすがにシャッターチャンス無理！



　　　　　　　　　　　カワウソ