すてネコ
す て ネ コ
誰も欲しがらない
顔面皮膚病?子ネコ
つまり、
飼えないまでも、
「病院には連れて行ってあげたい」
まではやっても良い。
とお考えなら有難いのだが、、、。
奇跡もある事だから、
それを信じない手はないと思いなおし、
メッセージする次第であるが、なにしろ、
この子猫の運命の選択肢はほとんど無く
ありていにいえば「保健所送り」である。
手慣れたおじさんに、
気まずそうに子猫の入った「小箱」を渡せば
それで済むことである。
有難い事にそのアドバイスはもう既に受けている。
でも私は、それでは「保健所送り」の前科があるので、
「地獄行きのキップ」の更新にしかならないので避けたい。
元気ではあるが、育つかどうかは分からない、
でも、やってあげられる事はあるのではないか。
いや、出来なくても誰も責めなんかしないし、
むしろ下手に助けた方が
とがめられるのかもしれないくらいだ。
他でもない我々自身が弱っているときにである。
もしかしたら捨てた人も、
単に「不幸の手紙」として送りつけただけでは
無いのかもしれない。
それなりの理由があるやもしれない
(もっとも、誰にも人に「地獄の片道きっぷ」を
送りつけていいという理由は無いけれど、、、)。
よくないけど、まあいい、切羽詰まっている状況だ、
正義だろうが仁義だろうが言っている場合では無い、
このところの雨で冷えて来てもいる。
まだ、ママのおっぱいを飲んでいなければ
ならないほどの子ネコだ、車の往来もある。
それでもママを見据えるように
黙って遠くにこの子の焦点はある。
もちろんママはもういない。
声はとうにかすれている、、、、。
獺
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