オリンピック

ネコとウソ

2008年08月11日 20:09



          世 界 は 一 つ

       沖縄タイムス 2008.8.9&10

 オリンピックの開会式の様子を伝える新聞のカラー写真を見てビックリした。

写真のキャプションは何度読んでも「荘厳な宮殿で踊る女性たち」とある。

その王宮をイメージさせる列柱に唖然とした。

他にもそのような写真が並ぶ、、、、

現代中国は人民の手に成ったのではなかったのかと思い、

これは歴史の一コマを表現したまでとも思ったが、

しかし私が写真から受けたイメージは旧時代のそれであった。

 翌10日「中国政府が過酷な弾圧」の見出しで

アニワル・トフティ氏の談話を

「私達は学校で、毛沢東の話として『弾圧があるところに必ず反抗がある』と習った。

今(自治区では)まさに毛沢東の言葉通りの事が起きている」と載せている。

 して、米ロの狭間にあってグルジアで戦争が起きている。

戦争とは何か、

それは2000人が死んだと報じられた中に私達がいるという事なのではないだろうか。

米ロの覇権争いの前に既に我々は殺されているようなものだ、、、、。

 さらに別のコラムは4日

「政治やテロに振り回されず競技に全力で打ち込める本来の五輪になってほしい」とある。

もとより政治は生活であり、その中にオリンピックもあるのだと思うが、

基地の事は忘れてオリンピックを楽しみましょう

と言っているのだろうか解らない。


       ひとくちに2000人と言うが、、、、、


           獺


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