1000円のクリちゃん
捨てられたクリちゃん
クリちゃんは日曜日の朝、玄関前に捨てられていました。
例によってダンボールに入れられて一握りの餌と封筒と
手紙も入っていました、、、。
手紙にはこうありました
「まだ子猫です可愛がってください」
銀行の封筒には千円札が一枚、、、。
あれから十数年、今ではこんなに立派なおばさん、
いやクイーンなって、幸せそのものといった感じですが、
ほんの子猫の時に母猫と別れたからか、
いまでも時折、私の膝でチュウチュウエプロンを吸い、
私のお腹をフミフミします。
千円ですか「これでどうしろというのだ!」
と捨てた相手に聞くためにとってあります。
その頃はネコの名を冠したお店をやっていました、
人に聞けば「だから猫を捨てられるんだ」と言われました。
では「こどもの国」とつけたら子供が捨てられるというのでしょうか。
きっとそうなんでしょ。
心ある方達が、赤ちゃんボックスを提案すると、
とんでもない事になるし人道的でないといいますが、
本当に捨てられている子供達の事を考えると
やはり守ってあげられる方策をするのが人ではないかと思います。
そしてペットブームのなかでやはりと言いますか
たくさんの動物が捨てられているようです。
本当に悲しい事です。
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