2017年06月06日
子どもは判ってくれない
子どもは判ってくれない
内田 樹
(文春文庫)
以下本より引いてみる、、、、。
誰でもいい、そこらにいる改憲論者を捕まえて、
「あなたは戦争というとどんな情景を想像しますか?」
と訊いてみるといい。
彼らはおそらく反射的に、
中東の砂漠や中米のジャングルでのゲリラ戦や、
アジアやアフリカの都市での市街戦や、
シーレーンや領海付近での海戦のようなものを思い浮かべるだろう。
「戦争の被害」ということばからは
ベトナムやイラクでの
非戦闘員の子どもや女たちの泣き顔を想起するかもしれない。
彼らが決して想像しないのは、
「猛火に包まれた東京」や「略奪される自宅」や
「敵兵にレイプされる妻や娘」の姿である。(P323)
以上「子どもは判ってくれない」からの抜粋であるが、
沖縄戦を知っているものなら、すぐに想起できることである!
だから「辺野古に新基地」なんて
とんでもないことがすぐに判るはずなのである。
わからないとすれば、
シカマサットーサッ!
しかし、シカマサットーレー
シカマされていることですでに、
マズイトいう事になるはずなのであるが、
そうはならないのは、
すでに今レイプされているからに他ならない。
カワウソ
Posted by ネコとウソ at 23:20│Comments(0)
│本 雑誌
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