2009年03月11日
心筋梗塞 その7
展望室からのダイナミックな眺め!
心筋梗塞 その7
倉敷ダム
行楽的リハビリ その2
今日は日曜日、行楽日和とはいかないまでも、
お日様も出て来た事だし、目的は「歩く」事なので、
出掛ける事にした。
ダムというより広大な公園といった趣である。
数年前ここへ来た時にはドライブがてらだったので、
周りがどのようになっているかなど、ほとんど興味が無く、
いかに「歩く」など考えてもみなかったかが分かる。
それが今日は、歩きながら、
「どうもありがとうございます。
私のためにこのような立派な遊歩道まで作って頂き、
感謝の念に堪えません、、、」に変わっていた、あらあら。
見れば、あちらこちらでみなさんが
楽しそうに広場や遊歩道を楽しんでおられる。
みなさん「心筋梗塞上がり」なんでしょうか、、、。
そんな訳ないか。
見渡せば「展望タワー」まであるではないか。
さっそく上る事にした。
威容を誇る展望塔。一度は登るべし!
螺旋階段ではないだろうかと心配したが、
それは杞憂でエレベーターが付いていました。
ところがである、、、。
5階建て程のコンクリートの展望塔であるが、
エレベーターはゆっくり上昇し、その緩やかさは
分かってらっしゃる上昇速度でありました。
それでも上昇時気圧の変化を、私の敏感な三半規管は
察知しはじめた、、、。
展望室に着くや違和感あり。
もしやこの建物は揺れている?。
メニエール病で鍛えた高感度三半規管は、
そのわずかな揺れも見逃さない!
「気のせいかもしれない、
もともと高所が苦手なのだから、、、。」
と言い聞かせ、風景を観る。
水が少ないのが心配です、、、。
素晴らしい眺望、、、、うむ。
しかし、そんなに広くない展望室を反対側に回る頃には
どうも調子が悪い、早々降りる事になった。
(倉敷ダムの展望塔が本当に揺れているかどうかは
実のところ分かりません。私が感じた事と
付け加えておきます。)
1階へ着くや、やはり大地は良いと思う。
私はアクアポリスもダメだった。
今ではご存じない方が多いかと思いますので
簡単に説明しますと「海上ビル」といったところでしょうか。
あるいは「巨大筏」である。
しかし、筏です、揺れます、僅かだが揺れていました。
「アレを揺れていると言ったら何にものれないじゃないか」
と仰るでしょうが、その通りです。
そんな訳で「回転展望レストラン」もダメです。
皆さんにあっては居ながらにして
「景色も食事も楽しめる素敵なサービス」
といったところでしょうが、そのゆっくりとした速度にも
かかわらず、残念ながらわたしはその回転のせいで、
気分が悪くなってしまいます。
「展望塔」その素晴らしい眺望に感嘆もするのですが、
昨今このような施設が、管理運営に困っている、
というような話を聞くと憂える。
まして現在の経済状況では、ますます大変に違いない。
そういえば、展望室の窓のサッシは、
雨漏りしていた、、、。
そんなこんなのマイナス思考に、
あれやこれや思い悩む、、、、。
実のところ、このような、ありとあらゆるストレスが
「心筋梗塞」を日本人の死亡原因の第2位にしているようだ。
1位はガンである。
ガンも、どこからともやってくるのでは無く、自分の体の中で
創作してしまう事のようではないですか。
なんと悲しい事なんでしょう。自分で自分の体を壊す。
「病気になるのは体が悪いのではない。
それまでの生き方の間違いが体に現れてきたということ。
病気は自分の生き方の間違いを知らせてくれるもの」
「自分ですぐできる免疫革命」安保徹(だいわ文庫)
という事になればなおさらのこと、
血圧の薬を飲む高齢者をしり目に
早々に心筋梗塞になってしまつた自分を省みて
生き方を変えなければ、
次はガンになる事も待ったなしである。
その隣の東屋で弁当を食べました。
薬
脳の血流を良くしたり、血管を広げたりと、終いには
副作用で筋肉が溶けるやもしれんというのに
薬は平気で飲みながら、
飲んで良いといわれてるのに、
酒を飲むのにビビるのはどういう事でしょう。
薬を飲む事は良い事で、酒は悪い事と
思わされているんでしょうなぁ、
きっと。
「ゲームばかりしてないで、勉強しなさい!」
ってのと、同じなんだろうか、、、。
「ロシアでは酒飲みがいちばん善人でございますからね。」
「カラマーゾフの兄弟(上)」
ドストエフスキー(新潮文庫)
つづく
カ ワ ウ ソ
Posted by ネコとウソ at 21:25│Comments(0)
│心筋梗塞
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。