2008年12月22日
キングダム
「 キ ン グ ダ ム 」
ーーー見えざる敵ーーー
TSUTAYA レンタル
つくづく映画ってスゴイなぁと思う。
「秋刀魚の味」も映画なら
「キングダム」も映画なのだから、、、。
さて、
このアクション映画とおぼしきものは果たして我々の
留飲を下げてくれるものなのだろうか。
マシンガンの弾痕が壁に続きカタルシスを覚えるので、
誰かに薦めるつもりはないが、
(ホラ、観たくなったでしょッ!)
しかし、
あまりに「我々の日常である」はずなのに
「私達の問題」として頭に入ってこないのは
どうしてだろうか。
「秋刀魚の味」なら経験もあるし
「身近な事」であるからか。
「キングダム」を観ていると、
見覚えのあるものが次々と出てきて
そんなに知らないことでも、
他所の事でもないような気がしてくるし、
やられっぱなしの人達は我々のような気もしてくるが、
女子供を「平気」で殺す人達がいるなんて
「何て酷い」と思わず思ってしまっているのだから
上手く出来ているに違いないし、
最後には「報復の連鎖」を考えさせられるようにまで
なっており抜かりが無い、、、。
「我々の日常である」ことはハマー1台見ても分かるし、
M16に気づけばもっとリアリティが上がるか。
ハマーに載っかっている機関銃はタイムリーでさえある。
でも、やはりこれは娯楽映画なのでしょう。
そして我々の留飲をやはり下げてくれるのだろうか。
身近すぎて全然面白くない関係のない事なのだろうか。
今や24歳で行き遅れ無いように
「結婚」する事の方が相当に、
フィクションなのかもしれません。
カワウソ
Posted by ネコとウソ at 21:13│Comments(0)
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