おじさんは追い子猫は逃げる

ネコとウソ

2017年10月05日 21:52


赤い首輪が若紫の姫君、白い首輪は藤壺、、、、うふふ(カワウソ談)
懲りない。


       おじさんは追い子猫は逃げる



ミイちゃんとクウちゃんは、

おばさんにさらわれたわりには、

おばさんにべったりだ。

冷たかった母親と違う対応をするおばさんに、

初めのうちこそ威嚇のシャーを発していたが、

甘えることを学習して、

今はすっかりおばさん子だ。

で、おじさんは手懐けようと、



「源氏物語」瀬戸内寂聴(講談社)

紫式部を気取って、

ミイちゃんを光源氏、

クウちゃんを頭中将とお呼びたてし、

姫君達の失笑を買う。

俄か式部破れたり。

色々と機嫌を取るのだが、

おじさんが手を伸ばすだけで逃げ出す。

逃げ出しておばさんのそばにくっついてくる。

おばさんのハーレム状態にヤキモチを焼くおじさん。

君達はうちの子だよ、うちにはおじさんもいるんだよ、

つまり、君達はおじさんの子でもあるんだよ。

と、言い聞かせているんだが、、、。

   こねねこ


 俄か紫式部が姫を言い違えるのも無理もない。

実は「源氏物語」と

セルバンテスは「ドン・キホーテ」を

並行読みしていて、

すっかり妄想は

ドン・キホーテなのでありました。


       カワウソ






関連記事