宿題にお節介

ネコとウソ

2013年08月23日 21:58


  宿題って?、、、。


お盆の間、

甥っ子の宿題を手伝うというか監督することがあって、

今時の中学生の夏休みの宿題事情が、

垣間見れて面白かった。

社会の宿題は「新聞を作る」というもので、

テーマは沖縄なら何でもよくて、

用紙がちゃんと用意されているのだ。

題字や、大見出しなど枠が取られているので、

記事を考えて、文章で升目をうめて、

写真を貼り付ける場所まで指定されて、

まるでプラモデルのキットの様だ。

こんな宿題ならやってみたいと、

伯父、伯母は張り切ったが、

当の本人はやる気があまりなくて、

(しかし、夏休みはもう終わるのだ。)

内容についても色々提案して、

じいちゃんの本棚から資料も出してきて、

「これとこれが良いんじゃない?」

などとやるが、気乗りしない甥っ子は、

写すだけの記事も中々進まない。

二日目(ウークイの日)に完成したか聞いてみたが、

ほとんど進んでいない、

「さあ、今日こそガンバッテ終らせよう」と、

一緒にテーブルを囲んで、資料を見つけて、

タイトルコピーも提案するが拒否される。

可笑しい事に、

ほかの子供たちもワラワラと集まってくる。

皆はほぼ宿題は終らせていて、

(前日までは一緒に各自宿題をしていた。)

テレビを見たり、他の事をしてもいいのに、

小学生から高校生まで、テーブルにやって来る。


  休憩、、、。


そのうち、皆でいなくなる。

本人も休憩だと一緒に皆と行ってしまう。

仲の良い従兄弟たちなので、やたら皆で行動する。

そのうち私は怒り出し、

「いいよー、伯母さんの宿題じゃないからねー」

と言うと、戻ってきてタラタラと続きを書くが、

中々進まない。

でも、甥っ子や姪っ子とおしゃべりしながら、

タラタラに付き合うという滅多に無い事は、

楽しかった。

甥っ子の新聞はまだ完成には至らず、

新学期は始まってしまったが、

本人は提出まで間があると、

楽観しているのよね~。

この子の母である私の妹のタイヘンが分かった気がする。

     こねねこ


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