秋休みの子供たち
表で子供たちの声がすると警戒する縞田くん
買い物帰りに、やたら子供の姿が目立つので、
「なんだろう」と思っていたら、秋休みだった。
昔の子供には無かったので、違和感がある。
で、大勢の子供たちが、自転車や徒歩で、
目の前を通り過ぎるのを見ていたら、
一台の自転車がこけて、子供が投げ出された。
その子は、うずくまり片膝をかかえて、痛みに耐えていた。
他の子たちが駆け寄って、大騒ぎになった。
私も通りすがりに立ち止った。
「大丈夫?」と声をかけると、
回りの子が状況を説明してくれた。
マンホールの蓋に乗り上げたはずみに、
自転車が一回転したそう。
そのうち、みんなが「大丈夫か?骨は折れてないか?」
「病院に行く?」
「大丈夫か?踊れるか?」と言いだし、
横歩きみたいなダンスまで披露した。
(オイオイ、、、)
その子は痛みと涙をこらえているのに、
だんだん話題はその子を置き去りにし始めた。
3,4年生くらいかな。
泣けないよね、大勢の仲間と、おばさんにまで囲まれて、、、。
仕方なく立ち上がり、自転車を押して、
みんなでコンビニに向かって行った、、、、。
ねこ
関連記事