「ミトン」 人形アニメ?

ネコとウソ

2008年09月22日 23:38


 ミトンシールブック  文溪堂  表紙の犬は発泡プリントで、さらにおまけ付き! 


「ミトン」はTSUTAYAでクーポンを使い半額で借りた一本。

「30分だし、どーしようかな」と棚の前でしばし迷った。

でも、3本で30分と考えれば、

つまりこのお値段で3本見ることができるのだから

超お得かも!

という主婦感覚も手伝ってゲット!!

実は「ミトン」がどんな映画か知っていた。

去年の暮に、姪っ子達と自分用に、

「ミトン シールブック」を本屋で買い占めたのだ。

このシールブックが、とにかく可愛い。

姪っ子達の反応は、今ひとつだったが、

その母達から、お礼を言われた。

昔乙女にウケル可愛さだ。

ところで、映画は旧ソ連時代に作られたもの。

「ミトン」と「ママ」が、1967年。

「レター」が、1972年。

人形をコマ撮りしたアニメーション(?)。

無声映画で、音楽と人形の動きと表情で、

すべては語られる。

「アーニャ」というのが女の子の名前というのは、

シールブックで知った。

アーニャは犬が欲しい。お母さんはダメと言う。

仕方なく赤いミトンを犬に見立てて遊んでいると、

ミトンは本当に子犬になる。

その動き、その表情、、、。

愛らしさと、子供の気持ちに、胸が痛くなる。

誰しも子供の頃、小動物という友達を欲しがる。

子犬や子猫を飼えるといいと、切に願う。

たいがい親にダメと言われ、

仲間でこっそり飼おうと試みたりする。

そんな気持ちを思い出す映画。

アーニャとミトンの愛らしさの他にも、

犬たち、小物使いなど、新鮮な感じだ。

「ママ」と「レター」は、哀愁さえ漂わせる作品。

3本とも丁寧な作りと、愛情が感じられて、

私は好き。


         ね こ



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