トミーさん その1
何年も前に、知り合いが、
カデナカーニバルで安かったからと、
買って来てくれたトミーさん。
大きいのに1,000円だったそう。
トミーさんというのは、
「トミー雅」に似ていたからで、
目元がソックリだと思う。
窓辺に置いて、福招きさせていたら、
すっかり色が褪せてしまった。
何時か化粧直ししようと思いつつ時が流れ、
「いくらなんでも」と、やっと取りかかった。
まず退色した部分をスチールタワシを使って洗い、
さらにサンドペーパーで残った色を落とした。
すぐに色が落ちたのは、
どうも塗装したとおぼしき耳や柄の部分だった。
目と首輪、前掛けなどは、ほとんど色が落ちない。
小判に至っては、まったく色がはげなかった。
で、次にジェッソで下地作りをした。
何度も重ね塗りをして、
目の部分はサンドペーパーをかけてならした。
釉薬部分も、必要箇所にジェッソを重ね塗りした。
つづく
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